【メルカリ】トラブル体験談【モンスター購入者】

どうも、oyanです。
技術者を生業にしていると、どうしても本が増えていきます。
自宅が本だらけになってしまいます。
妻から「メルカリで売ったら?」とアドバイスを受け、
昨年の12月から開始して、半年で100冊弱、利益で6万円ほど出ました。

が!
先日、トラブルに巻き込まれそうになりました。
私から見ると「モンスター購入者」としか言えない人に遭遇したので体験談を書いてみます。

私が出品した書籍

ソフトウェア(ソースコードを書かずに)を作らずに、
AIを作れる!とかIoT機器が作れる!!
のように「ノーコード」でソフトウェアが作れる仕掛けが発達してきてます。
そんな仕掛けを活用してビジネスに生かして行こう!
つまり、エクセルやワードやメールが世の中に出始めてきた頃に、
パソコンを触れる人は(何となく)理系なイメージ(昔はコンピュータが研究室にしかなかったから)ですが、
文系でもパソコンを触って仕事に活かそう!というパソコン普及機にあったと思います。
今まさに、文系でもAIを活用して仕事に活かそう!というパラダイムシフトが起きつつあります。
この点に言及した1冊。
私は、文系と言うより理系なのですが、会社の社員のキャリアアップについて参考にしてみようと思い購入しました。
内容は、文系が読み物として参考にするような内容でして、私は、一読して満足しました(笑)。

文系AI人材になる―統計・プログラム知識は不要

出品内容

前述の書籍(定価:1760円)の書籍を850円で出品しました。
メルカリの場合は、販売手数料を10%取りますので、85円が引かれます。
さらに、配送料はメルカリの場合は、出品者負担するのがデファクト的な空気感があるので、
私は全て出品者負担にしてます。
書籍の場合、175円で概ね配送できます。(クロネコさんとかすごい!全国175円で配送!神です)
と言うわけで、売れると私は590円の利益となります。(配送用の梱包材費用は除く)
この書籍の状態としては、「目立った傷や汚れなし」で出品しました。一度しか読んでないので。

購入者の雰囲気

息子さんがいらっしゃる、お母さまのようでした。
「息子の品を出品する事がある」とプロフィールに書きつつ、
出品物は、割と可愛い女の子が表紙に書いてるマンガばかり。
私は、そのマンガは1つも知りませんでした。知っている人は知っているのでしょうね。
メルカリのプロフィールと販売している品だけでプロファイルするのも失礼な話ですが、
正直、「えっ?この人がこの本買ってどうするのだろう?」
と思いました。
私がメルカリで販売している理由は、
不要な本を処分するのが主目的ですが、処分するだけならブックオフに持っていったほうが楽です。
梱包して発送して、そして今回のようにトラブルに巻き込まれるリスクがあるのに、
わざわざ、メルカリで販売するって面倒です。
さらに、メルカリさんのようなプラットフォーマー達は販売利益の10%を黙って持っていってしまいます。
メルカリさんももちろんトラブル時には対応してくれますが、基本的には当事者間で解決としてます。
では、なぜメルカリを使って販売するのかと言えば、
実際に欲しい!と言う方に直接お届けできるから。これに尽きます。

がしかし、今回のケースに関しては、ちょっと疑問でした。
メルカリさんの場合、購入者が購入したらそれまでです。
出品者の私から、「この人には売りたくない」とか言ってもそれはトラブルになるだけですし、
まぁ「売れたら売れたで良いか」と言う結局、そこかい!って気持ちもありまして。
この女性が購入することとなり、私は丁寧に梱包して発送しました。

発送後にクレームが入る

発送してしばらくするとクレームのメッセージが入りました。
「本のめくる部分にほんの少しの黒いしみがついているから返品したい」
「返品費用は出品者持ちの着払い(600~800円位)」
「それが嫌の場合、このままキャンセルで良いです」←えっ持ち逃げ?
と一方的にメッセージが入りました。

私が、特に3つ目が理解できずに、気が動転しました。
どう考えても、持ち逃げは良くないでしょ。なのに一方的に持ち逃げする提案をされている??

とにかく商品を確認したい旨を伝えて、確認用の写真を確認しました。
メルカリの場合、直接画像を共有する事ができないので、
先方が、購入した本を出品して、タイトルを「確認用」として、
金額も9999999円などとあり得ない金額にする手法が取られます。
で、確認してみました。

ページをめくる部分に油性マーカーでポンと押したような黒いしみが薄らとついています。

「えっ?これ??本だよ?(中身は)絶対に綺麗だよ???書込みとかないよ???」
この人、古本を一体なんだと思っているのだろうか???????
新品、新品同様とは私は言ってない。
(本を読む上で)「目立った傷はない」と宣言しています。

と言うか、こんな汚れあったかなぁ・・・怪しい・・・

いやぁ、モンスターなクレーマーです。私からした。
もう、面倒だから大損だけど返品してもらおうかな。と思いましたが、
隣で顛末を聞かせていた妻が一言。

oyanさんはエンジニアだからクレーマーへの対応がなっていない!
私にスマホを貸せ!

先方の御宅を読み終えた妻は、
相手の意思が分かった。任せろ!とメッセージを返信。

・この本は学習用の本なので、コンテンツとしては十分に価値がある
・黒いしみ程度の汚れで勉強ができなくなるものではない。勉強のやる気をそぐほどのものでもない。そもそも中古とはそういうもの。
・キャンセルしたいのはそちらの価値観の問題。だから返送費用は先方負担でならキャンセルを受け入れます。

と、メッセージを返しました。

先方からは、
「トラブルになりそうなので、やっぱりこのままでいいです」と、
しっぽをまいたように取引終了しました。
汚れがあったにもかかわらず「よい評価」されました。謎です・・・

真相発覚!後日談が衝撃的!!

トラブルの数日後、
私、誤操作で、うっかりこのクレーマーさん出品している商品一覧を見てしまいました。
すると、別の本(妻曰く、ジャンプ+に掲載されている漫画)が「確認用」として出品されていました。
この出品物、ページをめくる部分に黒いしみがついている!!!!(笑笑笑)

えっ?連日のように同じこと起こります???
しかもこのシミ、油性マーカーで点をつけたような…あの本と全く同じ汚れ!!

自作自演ですね。
自分で汚れつけて、言いがかりつけて、難癖つけて、タダで商品ゲットしようとしていたわけです。
一度この手のクレームで成功体験をしてしまって、味をしめてしまったのでしょうね。

クレーマーをもう少し調べてみたらすごかった

このクレーマーさんのメルカリの取引情報を読んでみました。
なんだか面白くなってきてしまいまして(笑)

なかなか面白かったです。

「髪の毛が複数入ってました」

「色々不具合がありましたが取引成立して良かったです」

「先ほど届きましたが・・・新聞紙に包まれてビックリです。本なのでせめて・・・云々」
(本を新聞紙で包むって、それこそ汚れますよ(笑))

「トラブルがありすみませんでした。」
(いや貴方ではなくて、このクレーマーのクレームじゃないですか?)

「いつもありがとうございます。不備は大丈夫でしたか?」
(いや貴方ではなくて、このクレーマーのクレーム・・・)

「いつもありがとうございます。不備は大丈夫でしたか?」
(いや貴方ではなくて、このクレーマーのクレーム・・・)2度目。

「残念です。結局値引きが目的だったのでしょうか?これも高く転売するのでしょうね。」

直近の100件の取引で、
これだけの数のネガティブな取引コメントが入ってます。
なかなかだと思います。

世の中には色々な人がいることを学びました

世の中には色々な人がいますね。
このような人に絡まれると慣れていない分「精神的ダメージが大きいです」。
もうメルカリ辞めようかな。とか思います。
が、しばらくすると「良い思い出だなぁ」とか呑気に思える時が来るので、
まぁ良しとしてます。
トラブルに巻き込まれた。と言うより、巻き込まれそうになった。が正確ですね。
なので、呑気に言えるのかも知れませんが。
とにかく、BtoCやCtoBtoCみたいに、個人を相手にする商売ってトラブルになりやすいので、
気をつけないと。と思った一件でした。