Apple Store では76°が超重要
どうも、oyanです。
とても有名な話だそうですが、
意外と知らない人も居ると思うで、76°のお話を。
Apple Storeの店員さんは76°の分度器を持っている。
なんて噂が立つほど。実際にはアプリで測っている時もあったとか。
なぜか?
iPhoneを陳列するのに使います。
陳列するときに机とiPhoneの角度を76°に保つためです。
ではなぜ76°なのでしょうか?
直感でも良いので考えてみて下さいね。
正解は
「見やすいから」
そう!来客したお客様が「見やすい」ように商品を陳列しないとですよね。
そうです。それ、間違いです笑
私も「見やすいから」と思いました。
(MacBookでは見やすいかもしれません)
間違いです。
本当の正解は、「見にくいから」です。
商品が「見にくい」と人はどうしますか?
手に取りますよね?
これはスティーブ・ジョブスの言葉
「iphoneの良さは手にとって見ないと分からない」
もう10年以上前に、
私はiPhone3GSの実機を触れるソフトバンクのShopを巡りました。
当時、Docomoで初代Xperiaが発売されていました。
私はどちらが良いかを触って確かめたかったのです。
両方触ったところ、
画面がヌルヌル動いて心地よいのは断然iPhone3GSでした。
やはり実機を触って見ないと分からない。ってことです。
さらに、触っていると人は不思議なもんで愛着が湧くんですよね。
ペットショップでワンコを抱っこさせてくれますよね。
あれは営業スクリプトです。
触ってもらうと愛着が湧くんです人は。
Apple Storeでは、
お客に「商品を手に取ってもらう」行動をしてもらうために、
わざと見にくいでも微妙に見える76°の角度で陳列しているのです。
この話から得られる教訓は、
行動を起こさせるための構造に設計して作っておく。
行動が起きれば状況が変わりますから。
営業の参考になりそうな話ですね。
ではまた!